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執筆者の写真kayobizzarri

イタリアの観光業と2020年の夏

歴史、アート、文化、食と、魅力的なイタリアは、世界中の人々から愛され、どの季節でも、特に、海外からの観光客が多い。



写真は、南イタリア、プーリア州のモルフェッタの海沿いレストラン。


イタリア経済で、重要な位置づけである、観光業。一番重要と言っても過言ではない。


6月3日から、まずは、州の移動が可能となる。


日々の感染者数のデータの結果、ミラノのあるロンバルディア州でも、来月から、他の州への移動ができると、昨日発表された。


また、以前から、北イタリアと南イタリアとの問題、小さなことから、様々なことまであったが、今回のCOVID-19で、更に勃発していることについては、また次回話すことにして。


海が美しい、シチリア島やサルデーニャ島の知事は、他の州から来る人たち、つまり旅行者たちに、いわゆる ”健康パスポート”を義務付けようと試みようとしている。

それは、COVID-19 陰性であるという、検査の証明を義務付けること。そんなことが、話題になっている、今日この頃。


コンテ首相は、”この夏は、ぜひ美しい我々の国でのバカンスを楽しもう!”と、観光業に携わる人々をサポートするために、言っていたが、果たして、ロックダウン後の、どの業界においても、更なる、経済不振で、どれだけの人々が、休暇に出れるのだろうか。


と、相変わらず、現実、イタリア庶民の現状がわからず、どこの世界で生きているのかと、突っ込みたくなるような、イタリア政府ではあるが、観光業の重要性について、少しは理解しているのか、焦り、外国人観光客を迎えるために、国境を早く解放したい、イタリア。


例年、外国人観光客といえば、中国人、日本人、アメリカ人が目立ちますが、今年の夏は、このウイルス問題で、はるばるイタリアまで来る、遠距離の観光客は、実際不可能であろうし、もちろん期待できず。


また、近場では、イタリア旅行を愛する、ドイツ人が、普段は多いが。


今年は。


ドイツ人、オーストリア人と、今年は、イタリアでなく、クロアチアへと、既にバカンスの予約を入れているとのこと。


つまり、イタリアを避けるEU他国。


EUとしても、今回のウイルスで大打撃の観光業をなんとかしようと、EU内では移動を可能にできるようにと話し合いなどがされ、ニュースにもなっているが、まだいまいちよくわからず。


昨日は、オーストリア、スイスは、イタリアからの入国を拒否するなどという話題も、ニュースになっていました。




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