フィレンツェとローマの中間あたりに位置するウンブリア地方。
ミラノから、500キロ、車を走らせると。
それは、慌ただしいミラノの都会とは、別世界。
車の窓の外に広がる、オリーブの木々。
このオリーブの木々を見て、ウンブリアを感じ。
(ちなみに、ウンブリアに入る前に、やはり同様にオリーブオイルで有名なトスカーナ地方も通りますが、高速道路のため、あまり雰囲気を感じることができず。)
のどかな空気、そして田舎の人々。
毎回、行くたびに、幼少のころ、東京から、祖父母の住む山形へ到着する感覚とも重なり。
そして、レストランに入ると、田舎の人々が都会から来る私たちに傾ける視線を感じ。(もしかしたら、今この時期に、コロナ感染者数の多かったロンバルディア州からウンブリアに入ると、違う意味で、目立つんでしょうか。。)
ウンブリアといえば。
(Peruginaから引用)
まず、州都であるペルージャ。ペルージャ大学があるため、大学、学生の町としても有名。それより、個人的には、ペルージャは、”チョコレート”の町との位置づけ。
それは、キスチョコ(Baci)が代表である、ペルジーナ(Perugina)社があるから。現在はネスレ社の傘下となっているが。
(adunataalpini.itより引用)
そして、世界遺産のアッシジ。聖サンフランチェスコの出身地、そして、キリスト教の巡礼地。サンタマリアデッリアンジェリ教会。
更に。
(イタリア政府観光局から引用)
毎年6月に、花まつり(インフィオリータ)が行われる、スペッロ。たくさんの花、花びらで、地面一面が、アートとなる。もちろん、今年、2020年は、コロナウイルスの影響で、開催しませんが。
個人的には、スペッロの街並みが、とても好き。
そして、ベバーニャには、美味しいお店がたくさん。
(Bella Umbriaから引用)
まだまだ、たくさん素敵なスポットがあるウンブリアですが、最後に、フォリーニョ。
フォリーニョは、ペルージャの次に大きな都市。
美しく、自然の恵みを堪能できるウンブリア。
観光客にも人気であるウンブリアですが、ウンブリアの美しさに魅了され、ウンブリアに家を購入する世界的に有名なVIPたち。または、イタリアンライフを楽しむ、リッチな欧米人も少なくなく、時々、お肉やさんで、アメリカ人やイギリス人が、英語訛りのイタリア語で、注文していたり。
今年、2020年の夏は、ウイルス問題で、”海外旅行”ができない中。だからこそ、文章、そして写真と共に、美しく美味しいウンブリアをご紹介し、そして、ミラノで生活をする者として、ウンブリアで感じることを書きたいと思います。
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