ガバナンスの一丁目一番地は社長にある!

下記は岡先生の講演を受講しての感想文です。


1. ガバナンスの一丁目一番地は社長にあるということは全く同感です。戦略性の無い親会社と親子関係になった場合、親会社から出向される経営に無知な社長の登場は子会社社員のモチベーションを如何に簡単に下げるか、見てきました。小さな会社の社長など誰でもできる感覚で人選している親会社の認識が問題です。例え大企業でも戦略性のない会社の子会社にはなるべきではない。安定性のある大企業に社員の未来を託しましたがその判断は正しくなかったような気がしています。


2. 子会社の社長の経営状態や業績を指導監督する親会社のガバナンスの効いた組織はどうあるべきなのでしょうか。小生の場合、子会社社長を管理する親会社の管理部署(人)が曖昧でした。子会社が放任されるというのは子会社社長が組織的に人事分掌的に親会社との接合点が不明になっているからではないでしょうか。収益事業を司る子会社の社長の監督者が親会社の間接部門(経営企画部門等)等であれば子会社社長の業績の結果責任等を的確に管理できるわけでなく放任になってしまいます。一般的には通常子会社社長を指導監督しているのは親会社のどこの誰なのでしょうか。そこにグループ経営の盲点になっていないでしょうか。


3. 親会社は上から目線で「グループ経営で圧迫経営か放任経営が多く」、「尊敬できない人のもとで働くのは地獄、魂を売るのと同じ。」という状況の子会社の状況はグループ経営の大きなテーマですね。グループ経営は通常親会社の視点で語られる事が多いですが今回の先生のお話は子会社の視点での親会社の問題提起であったとも感じました。また簡単に会社を手放し、自分の育てた社員が地獄の思いをしているとすれば手離した社長も責任の一端があります。そこにやはり元社長がPMIのステージでどうかかわるかは重要と言えます。