コロナパンデミックを変革の契機に

最終更新: 2020年6月14日

昨夜、柳川 範之氏(東京大学大学院経済学研究科教授)の講演、「コロナパンデミックを変革の契機に」をZOOMにて拝聴しました。印象的だった事をまとめました。

1. 以前から日本で叫ばれてきた課題がコロナによってさらにその課題が明白になり課題解決が加速され、それはビジネスチャンスにもなるであろう。①デジタルの遅れ、何故ZOOM等のシステムが日本で生まれなかったのだろう。②働き方改革③AI活用の組織改革。

2. デジタル化、テレワークが当たり前になれば、仕事をしている人、していない人、役割のある人、ない人がよりはっきりするようになり、またリアルに人との接点を持つことが減り、家庭状況と勤務状況が密接する事による不都合になれる事も必要になるだろう。

3. 在宅勤務を拡大し、それに伴う組織変革、仕事の役割分担の再定義が不可欠になるでしょう。さらには組織やカルチャーをいかに変革するか、デジタルやオンラインが変化の原動力であるが、重要なのはそれで何をしたいか、である。

4. 非デジタルなリアルな行動とデジタル化、それぞれの良さを理解しそれぞれの特性を活かせる力が大事になろう。

5. ZOOMのようなオンラインは時間と場所に囚われない働き方ができ、その自由度は大きい。在宅勤務は働きながら育児や介護が出来、育児休暇の発想は古いものになろう。地方に住んで東京やニューヨークの仕事ができ、兼業や複業が物理的に容易になり、一つの地域や企業に所属する時代の終わりの兆しであり、そうすれば組織構造や文化の作り方に大きな変化が生まれるだろう。

6. そのような変化の中で企業の一体感や社員同士の信頼関係をどう維持、構築していくかが非常に重要になる。人間同士の信頼関係は大きな武器です。それぞれの会社で、それをどんな無形資産に定義していくか、それぞれの会社で、それをどう形成し、どう高めていくかが問われてきます。

もう始まっているアフターコロナ時代の新しい働き方について再認識したが、このような変化に対処するための、デジタル・トランスフォーメーション(デジタル構造改革)を実現するキーワードは社内の「経営層も含めた社内の見える化」と「トップのリーダーシップ」とみた。






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