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日本人の“戦略”についての感覚

執筆者の写真: 丸子勝基丸子勝基

日本が太平洋戦争に負けてから長い間、戦略という言葉を使うこと自体、許さない時代背景があった。私は1970年ごろに外資系企業に入社し、その後、海外からの外国人に示す文章の中で戦略的と言う言葉を使ってたしなめられた記憶がある。戦略と言う文字が新聞等でよく見るようになったのもここ20年位ではないだろうか。戦争を予感させるものとして戦略と言う言葉を使う事が憚られる時代背景が長く続いたせいか、戦略性を磨く機会が日本人には足りなかったのかもしれない。その結果大企業の経営者にも戦略的な思考の訓練が無いため、企業の独自の成長戦略を描ける経営者が少なく、日本の成長戦略に影を落とし、日本は30年、成長を止めているような気がする。日本の経営者はもっと自社の戦略力を磨き戦略的に成長する力を高める必要はないだろうか。私の誤解なら良いが、皆さんのご意見はいかがですか。


 
 

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