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執筆者の写真丸子勝基

明るい会社でなければ経営の意味がない

更新日:2020年5月7日

社長の日常は、決断の連続です。その決断は、即断の必要もあれば、慎重に時間をかけて決断する場合もあります。軽い決断、重い決断。どう判断すべきか判断基準が見つけにくい決断。皆さん、日常、いつもやっている事ですが、その決断の結果は多かれ少なかれ、会社のモラルや社員のやる気、モチベーションなどに関わっています。

社長の決断次第で会社の将来が左右されます。どう決断すべきか、社長の貴方次第です。

決断すべきだが決断を先延ばしし、留保している問題を抱えていませんか。

解決のアクションをとるのは社長以外いません。

しかし決断する際の自分の基準を持っていますか。あらためて確認してください。

どんな基準をもっていますか。私の基準は「明るくそして誠実か」でした。

サンマルコの設立する際の私の組織に対する考え方は、サラリーマン時代にあります。私はスリーエムでは、7ヶ所の職場を歩きました。そこで感じたことはそれぞれの職場には明るさの違いがあることを感じました。

その明るさの違いはどこからくるか。私は暗い組織や会社には絶対サンマルコをしたくない、という思いがありました。暗い職場は、働く幸せを感じない!!そんな会社は存在価値が無い!

私が起業したサンマルコの社是は「明るくそして誠実に」でした。会議の都度、「明るく誠実に」を社員にお願いした。勿論、社長自ら、この社是で自分を律し、問題が発生した時の判断基準とした。

中学の時からの私の標語を社是にしたものだった。

期せずして今回、かの著名な経営者ドラッガーも経営者は誠実さが大事だと言う記載の書物を読むことができた。それは国広正弁護士の著書「企業不祥事を防ぐ」で下記抜粋します。

「インテグリティは「誠実さ」「真摯さ」などと訳され、多発する企業不祥事の根本原因がインテグリティ」の欠如にあるのではないかという文脈で語られることが多い。」「P.F.ドラッガーは著書の「現代の経営」でインテグリティについて「経営管理者にとって決定的に重要なものは、教育やスキルではない。それはインテグリティである」、としている。インテグリティの本来の意味は、「言う事」と「行う事」が一貫してし、そこにぶれがないという事。」

これは多くのロータリークラブで唱和される「四つのテスト」(真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか)と共に企業経営者の事業上の判断を下す上でも重要な指針であることを確信しました。


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