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43兆円は1億円の札束約430kmの厚み

この日本の平和な世の中でロシアによるウクライナ侵攻の影響は計り知れない。テレビを見ながら、あらためて平和の大切さ、戦争の悲惨さを深く思う。政府は軍事力強化のために43兆円という莫大なお金を捻出する。専守防衛のための軍事力を強化するニーズの高まりは隠せない。ところで43兆円と簡単に言うが、どんなお金ですか。どんな実感持てますか。

先日読んだ書物に書いてあった。1兆円を1万円札で積み上げたらどの程度の高さになるか。これを計算すれば多少は実感できるか(?)。1万円を積んだ百万円の厚みは約1センチメーターです。さあー、計算してみよう。実に1兆円の厚みは約10㎞になります。縦に積むのではなく、横に寝かせたら、その43兆円の距離は430㎞になります。東京から430㎞先の秋田県あたりまで1万円冊を並べたお札の数量になります。少しは実感できましたか。このような膨大な金額を軍事費に使用する前に、戦争や紛争に日本が巻き込まれないような外交力を強化する事にどれだけお金を今後活用しようとしているのだろうか。43兆円の1割でも優秀な外交官や政治家を養成するようなところに使うべきではないだろうか。国の防衛は軍事力の強化より外交官や政治家の外交力を強化、養成すべきではないでしょうか。日本が戦争から回避するために。バランスの効いた防衛をお願いしたい。


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